両親を亡くしたハリー・ポッターがホグワーツ魔法魔術学校に入学し、ハリーの両親を殺した闇の魔法使いヴォルデモートの野望をを阻止するまでの一年間を描く。
〜ストーリー〜
(注)ネタバレ有り
10年前に両親を交通事故で亡くし、叔母の家に引き取られたハリー・ポッターは、同い年の従兄と比べられ、いじめられる孤独な毎日を送っていた。ある日、ハリー宛にホグワーツ魔法魔術学校から入学許可証が届く。しかし叔母夫婦は、ハリーの魔法学校への入学を阻止しようとし、ハリーを連れて人里離れた海の上の小屋に逃げ出した。そんな叔母一家の前に、ハグリッドと名乗る男が現れ、本当の生い立ちをハリーに告げる。ハリーの両親は、闇の魔法使いヴォルデモート卿に殺され、生後間もないハリーも殺そうとしたのだ。しかし母親がハリーを庇った魔法のおかげで、ヴォルデモートは邪悪な魔法が自身にはね返り、逃げ去った。そして両親の家から叔母の家に連れてこられたという事実をハリーは知る。次の日、ロンドンで魔法使いが出入りするダイアゴン横丁へ連れてこられ、学校へ入学するための準備をすることになる。
全寮制の魔法魔術学校に入学したハリーは、友人ロンやハーマイオニーとともに所属することとなる。魔法界の名家の出であるドラコとは対立を深めていく中、ハリーは箒の才能を見出されシーカーとなる。ハリーとロンはすぐに親友になった。ロンは、ハリーに魔法界の習慣を教えてくれる。一方、ハーマイオニーと二人は、そりがあわず喧嘩することになるが、トロールとの対決でお互い助け合ったハリー達はハーマイオニーも親友とし、三人で行動を共にするようになる。
ハグリッドはホグワーツの森番をしており、ハリー達にいろいろ親切に教えてくれるが、賢者の石については口をとざす。三人は興味を持ち、図書館で賢者の石について調べ始め、校長の友人が賢者の石を作った事を知る。教師のスネイプが、賢者の石を盗み出してヴォルデモートの肉体を取りもどそうとしているという疑いをもつようになった三人だったが、見知らぬ男に賢者の石を守っている三頭犬をどう越えるか教えてしまう。三人は賢者の石を盗み出そうとする者の後を追って一室へと迫る。ロンはチェスで戦い犠牲になって気絶し、ハーマイオニーは薬の論理パズルを解く。ハリーは、自分が賢者の石を盗もうとしている者と戦っていることを校長に知らせるようにハーマイオニー頼む。そして辿り着いた最後の場所でハリーは賢者の石が隠された部屋へ到達する。
そこでハリーが見たのは教師であるクィレルだった。彼こそがヴォルデモート卿だったのである。ヴォルデモートはクィレルにとりついていて賢者の石を使って復活しようとし、自分の心の奥から望むものを映し出す「みぞの鏡」の中からヴォルデモートを尻目に賢者の石を手に入れ、ハリーはヴォルデモートと戦い、彼の野望を阻止する。その戦いでクィレルは死亡する。
その後ロンやハーマイオニーの活躍が認められ結果的にグリフィンドールは寮杯を獲得した。
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